さっぽろ桑園内科・胃カメラ大腸内視鏡クリニック院長の皆川です。
当院では、鎮静剤を用いた胃カメラ検査・大腸カメラ検査を行っています。
前回のブログでは「胃の痛み(上腹部痛)」について記載しました。
今回は、胃以外の腹痛(下腹部痛・側腹部痛・お腹全体の痛み)に焦点を当てていきたいと思います。
「下腹部が痛い」
「脇腹がズキズキする」
「お腹の痛みが何日も続く」
このような症状はありませんか?
腹痛は胃だけでなく、腸・胆のう・膵臓・泌尿器・婦人科系 など、さまざまな臓器が原因となります。この記事では、腹痛の原因、受診の目安、必要な検査についてわかりやすく解説します。

腹痛が続くときに考えられる主な原因(下腹部・側腹部痛・お腹全体の痛み)
◾️腹痛の主な原因(胃以外)
・大腸炎(感染性腸炎、虚血性腸炎、大腸憩室炎など)
・急性虫垂炎
・過敏性腸症候群(ストレスなどが関係する腹痛)
・便秘、腸閉塞
・大腸がん、肝臓がん、胆道がん、膵臓がん
・胆石、胆のう炎、総胆管結石
・急性膵炎
・尿管結石、膀胱炎などの泌尿器科疾患
・卵巣出血や子宮外妊娠などの婦人科疾患
・大動脈解離などの血管系疾患
実際の診療では「部位」「痛み方」「持続時間」「随伴する症状」などを詳しくお聞きしたうえで、必要な検査や治療方法をご提示します。
気になる症状が続く場合は、医療機関で相談することが大切です。
こんな腹痛があれば、早めの受診をおすすめします

次の症状は、病気が隠れている可能性もあるため、早めの受診を検討しましょう。
・痛みが数日以上続く
・発熱、下痢、血便を伴う
・食欲低下、体重減少
・夜間に痛みで目が覚める
・市販薬で改善しない
・腹痛を繰り返す
特に、血便・発熱・強い腹痛は、重大な疾患の可能性があるため注意が必要です。
腹痛の原因を調べるために必要な検査とは?
腹痛の原因を正確に調べるには、内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)、画像検査、血液検査が有効です。
・胃カメラ:食道・胃・十二指腸の炎症や潰瘍、がん、ポリープなどの確認、必要に応じてピロリ菌検査を行うことが可能です。
・大腸カメラ:大腸ポリープ、大腸がん、大腸炎などを調べることができます。
・腹部超音波検査:肝臓、胆のう、膵臓、腎臓などの臓器を調べることができます。
・血液検査:炎症、貧血の程度、肝臓や腎臓の機能などを調べることができます。
上記検査を組み合わせることでより正確な診断に近づきます。
当院では鎮静剤を使用した内視鏡検査を行なっております。不安や苦痛を軽減しながら、なるべく楽に検査を受けていただければと思っております。

腹痛が続く場合は消化器内科へ
腹痛は「様子を見る」だけでは原因がわからず、悪化することもあります。
当院では、
・問診
・血液検査
・超音波検査
・内視鏡検査
などその時の症状に合わせて必要な検査を組み合わせて、腹痛の原因を総合的に調べます。
腹痛が続く・繰り返す・強くなる場合は、早めの受診をご検討ください。
気になる症状が続く場合は、一度ご相談ください。
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