胃痛・腹痛・下痢などの消化器症状でお悩みの方へ 家庭でのセルフチェック法

健康・予防情報

さっぽろ桑園内科・胃カメラ大腸内視鏡クリニック院長の皆川です。
当院では、鎮静剤を用いた胃カメラ検査・大腸カメラ検査を行っています。

今回は胃痛・腹痛・下痢などの症状があるときの、家庭でできるセルフチェック法をお伝えします。

セルフチェックリスト

Check1:症状がいつから続いているか確認する

胃痛や腹痛、下痢などの症状が始まった日や、改善・悪化したタイミングを確認してみましょう。
一度治まって再び現れた場合は、その回数や間隔も記録しておくと、症状の経過を把握しやすくなります。

Check2:症状が起こるタイミングを記録する

症状が食前・食後・空腹時・夜間など、どのようなタイミングで現れるか確認してみましょう。 
ストレスや疲れに連動して症状が起こる場合もあります。

Check3:便の色や状態を観察する

排便時には、便の色や硬さ、形、回数などを確認してみましょう。
下痢や便秘だけでなく、血液が混じっていないか、黒っぽい便ではないか、普段との違いがないかを確認することも大切です。

Check4:食欲や体重の変化を確認する

最近、食欲が落ちていないか、体重に変化がないか確認してみましょう。
食事量や運動量が変わっていないにもかかわらず体重が減っている場合は、その時期や変化を記録しておくと役立ちます。

Check5:発熱や吐き気など、ほかの症状も確認する

胃痛や腹痛、下痢だけでなく、発熱や吐き気、嘔吐などの症状がないかも確認してみましょう。
症状をあわせて記録することで、体調の変化を把握しやすくなります。

Check6:健康診断の結果を見直す

最近受けた健康診断の結果がある場合は、便潜血検査や貧血などで異常を指摘されていないか確認してみましょう。
「要再検査」「要精密検査」と記載されている項目がある場合は、その内容もあわせて確認しておくことが大切です。

セルフチェックは受診時にも役立ちます

セルフチェックで確認した内容は、ご自身の体調の変化に気付くためだけでなく、受診時にも役立つ情報になります。
「いつから症状があるのか」「どのようなタイミングで症状が現れるのか」「便の状態はどうか」などを整理しておくことで、医師も症状を把握しやすくなり、診察や検査をスムーズに進めることができます。

ただし、セルフチェックだけで原因を特定することはできません。症状が続いている場合や、血便・黒い便、急激な体重減少など気になる症状がある場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診しましょう。

気になる症状がある方はお気軽にご相談ください

当院では、胃痛・腹痛・下痢などの症状について丁寧に診察を行い、症状や経過に応じて必要な検査をご提案しています。
胃の症状が続く場合には胃カメラ検査、便通異常や血便などの症状がある場合には大腸カメラ検査を行い、原因の早期発見・早期治療に努めています。

「受診した方がよいか迷っている」「症状が続いていて心配」という方も、お気軽にご相談ください。

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